
■美術史研究部門
展覧会「オタケ・インパクト‐越堂・竹坡・国観、尾竹三兄弟の日本画アナキズム」の企画および同展図録収載の「毒を食らわば「絵皿」まで‐展覧会と尾竹三兄弟」

椎野 晃史(しいの あきふみ)
プロフィール
神奈川県出身
学習院大学大学院人文科学研究科修了
現在 公益財団法人 泉屋博古館 主任学芸員
<主な業績>
- 2017年
- 「優秀カタログ賞」(美術館連絡協議会)『狩野芳崖と四天王展』図録
(福井県立美術館、泉屋博古館東京、山梨県立美術館)
- 2023年
- 「第11回 秀逸企画賞」(一般社団法人日本アート評価保存協会)
展覧会「日本画の棲み家」(泉屋博古館東京)
- 2025年
- 『再興第一一〇回院展記念 画を結ぶ――院展人物史』青幻舎、2025年3月(監修)

■美術史研究部門
展覧会「ハニワと土偶の近代」の企画および同展図録中の論文

花井 久穂(はない ひさほ)
プロフィール
北海道出身
東京藝術大学大学院美術研究科修士課程 日本東洋美術史専攻 修了
現在 東京国立近代美術館 主任研究員
<主な業績>
- 2013年
- 「没後50年板谷波山展」(茨城県陶芸美術館)
- 2021-22年
- 「柳宗悦没後60年記念展 民藝の100年」(東京国立近代美術館)
- 2023年
- 「生誕120年棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ」
(東京国立近代美術館)
この度は名誉ある賞を賜り、心より感謝申し上げます。「出土遺物イメージの読み替え」という問いは、学芸員の日常の積み重ねの中から生まれたものです。調査を続ける上で、各地の収蔵庫や書庫から寄せられる声が大きな励みになりました。長年にわたり、お力添えをいただきました皆様、そして同僚に改めて御礼申し上げます。






このたび、大変名誉ある賞を賜り、心より感謝申し上げます。この受賞はひとえに、快く作品をお貸出しくださいましたご所蔵者の皆様、そして展覧会の開催にご尽力くださいました関係者の皆様のご支援によるものです。尾竹三兄弟に魅せられた私にとって、多くの方にその画業をご覧いただけましたことは望外の喜びです。